シロアリの種類と生態

シロアリの種類と生態

シロアリ、羽アリ、黒アリの違い

シロアリ、羽アリ、黒アリの違い

見分けるポイントは3つ

羽アリかシロアリか?と判別に悩む方が多いようです。しかし、羽アリには「シロアリの羽アリ」もいますし「黒アリの羽アリ」もいます。ですので、羽アリを見た時はシロアリか羽アリか?ではなく、「シロアリの羽アリ」か「黒アリの羽アリ」かの判別をする必要があります。当然、羽がないアリの場合も同様に「シロアリ」か「黒アリ」かの判別が必要です。

春先の4月から7月にかけて大量に発生している場合は、白アリの可能性がかなり高いですが、正確に見分けるには3つのポイントがあります。

シロアリを簡単に見分ける3つのポイント

1.触覚の角度

シロアリの種類と生態 シロアリは触角がまっすぐです。クロアリは触角が曲がっています。

2.4枚の羽の大きさ

シロアリは4枚とも羽の大きさが同じです。クロアリは前と後ろの羽の大きさが違い、前の方が大きいです。

3.胴体がくびれているか

シロアリの胴体はくびれはありません。クロアリは胴体がくびれています。

シロアリの種類

イエシロアリ

世界で一番被害報告の多いシロアリです。食害のスピードが速く、早めの対応が必要です。

ヤマトシロアリ

日本の前期粋に生息しているシロアリで、イエシロアリに比べると食害のスピードは遅いです。

アメリカカンザイシロアリ

近年、日本の被害報告で多くなってきているのが、アメリカカンザイシロアリです。他のシロアリとの違いは水分をほとんど必要としないので、湿気のない木剤の中でも生きれます。ですので、侵入する場所が特定しにくく駆除が難しいです。

シロアリ被害の違い

ヤマトシロアリ被害

床下から侵入し柱にかけて被害を与えていきます。そんないに進行スピードが速くないので、薬剤散布で駆除できます。
日本のシロアリの被害の多くがこのシロアリです。

ヤマトシロアリ被害

イエシロアリ被害

イエシロアリは100万匹の集団で襲い、家を傾かせるといった被害を与えます。
薬を撒くだけでは駆除できないのでベイト工法でないと駆除できません。

イエシロアリ被害
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